アフィリエイトサイトにおける内部リンク最適化の方法

       

2017/08/132020/01/27

SEO対策

今、内部リンクを整えて上位表示を目指してるとこ!!!アイキャッチ

内部リンクの最適化が一番のSEO対策

グーグルによるアップデートの影響でSEO対策も非常にデリケートな問題となっています。

一昔前のような被リンクによる外部リンク対策オンリーのSEO対策では上位表示は難しく、場合によってはペナルティの対象となってしまうリスクさえあります。

そこでこれからのSEO対策は外部SEOはほどほどにして内部リンクの最適化を図ることが最も重要なSEOになると言われています

内部リンクとは、自分のwebページから他の自分のwebページへのリンクの事です。
※外部リンクとは、自分のサイトから他の人のwebページへリンクすることです。

この自分のサイトの内部リンクをSEOの観点から最適化させることで検索結果の上位表示が見込めます。

内部リンクの最適化ではペナルティのリスクもありませんし、自分で行えることばかりですので必ず実行するようにしましょう。

SEOに効く内部リンクの配置場所

内部リンクの考え方
例えばA、B、C、D、E、F、G、H、I、Jという7つのページで構成されているwebサイトがあったとして、この内のAを上位表示させたい時にはA以外のページからAへ内部リンクを送ります。

こうして内部リンクを集めることで、B、C、D、E、F、G、H、I、JのページパワーをAに送ることができるので、検索結果の上位表示を狙うことを内部SEOと言います。

内部リンクの最適化は内部SEOを最大限に発揮する為のテクニックになるわけです

外部SEOと言われる手法では、自分以外のサイトからリンクを送って自分のサイトを上位表示させるテクニックではやりすぎるとペナルティのリスクがあるのに対して、この内部リンクではいくら内部リンクを集中させてもペナルティになることはありません。

また、リンク方法はバナーリンクとテキストリンクとありますが、内部リンクを最大限に発揮する為にはアンカーテキストをおすすめします。

バナーリンクでもテキストリンクでもきちんと設定すれば内部リンク的出にはどちらでも構いませんが、俺はページにできるだけ画像を使用せずに(もちろん必要な箇所には画像を使用します)ファイル容量を軽くすることでページの読み込み速度の向上という内部SEO対策も意識しているため、テキストリンクを使っています。

ページの読み込み速度向上方法については別ページでまとめましたので、そちらのページを参考にどうぞ。

内部リンクに設定するアンカーテキストには、リンク先の記事の内容が分かるものを設定するようにします。

例えば、俺のサイトで例をあげれば

《悪いアンカーテキスト》
トップページはコチラ

《良いアンカーテキスト》
佐久間稔というアフィリエイタートップページ

ダメな例だと『コチラ』がアンカーテキストになってしまっていますね。

アンカーテキストに記事の内容が分かるものを設定して内部リンクを増やしていくことで、キーワードによるSEO効果が得られます。

では、内部リンクを貼る方法をご紹介していきます。

パンくずリスト

パンくずリスト
グーグルのクローラーがwebページを正確に読み取るためにもwebページにはパンくずリストを設置するようにしましょう。

パンくずリストとは、現在表示されているwebページがトップページから見て何階層目にあるのかを把握する内部リンクになります。

パンくずリストの表示にはBreadcrumb NavXTプラグインを使用します。

⇒ Breadcrumb NavXTの使い方はこちら

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションと言われるページ上部にある内部リンクを施しましょう。

グローバルナビゲーションがあることで、訪問者のユーザビリティも向上しますし、内部リンクも増やすことができます。

ただ、グローバルナビゲーションにはそれほど多くのリンクは設置せず、7つ前後のリンクとすることが望ましいとされています。

これはマジカルナンバーセブンという、人の短期記憶で7以上になる記憶力が急激に落ちると言うメカニズムがあるため、7以上は逆に訪問者を混乱させることに繋がります。

したがって、グローバルナビゲーションに設定する内部リンクはサイトの中でも重要なページを設置するようにしましょう。

フッタースペース

フッターナビゲーション
フッターナスペースをグローバルナビゲーションのように表示しているサイトもありますし、当サイトのようにフッターのスペースにジャンルごとに記事紹介スペースを設けているサイトもあります。

フッターをスペースとして使用する場合には比較的多くの内部リンクを設定することができます。

サイドバー

サイドバー
サイトの両サイド(サイドバー)にも内部リンクを設定していきます。

サイドバーはグローバルナビゲーション、フッタースペースとは違い縦に長いスペースになりますので、リンクが縦方向に並ぶことになります。

記事本文

手動になりますが、記事本文からも内部リンクを当てていきましょう。

内部リンクの中では記事本文からのリンク一番効果が高いとされています

ただ、記事とあまり関係のない記事をむやみやたらに内部リンクしても効果は薄いので、なるべく内部リンクする際には関連性のある記事をリンクするようにしましょう。

関連記事

記事の最後に関連した記事を集めて紹介することで、内部リンクを獲得できます。

関連記事を手動で行ってよいですが、『YARPP』というプラグインを使えば、自動で関連記事を内部リンクしてくれます。

使い方も簡単ですし、表示する記事の数や表示デザインなども変更できますのでおすすめです。

内部リンクの最適化は定期的に行う

グローバルナビゲーションにしても、サイドバーにしても、内部リンクは一度リンクしてしまえば特に行うことはありませんが、意識すべきことは、古い記事から新しい記事へのリンクもしっかりと手動で行うという事です。

新規で記事を作る際には、過去の記事を紹介する際に内部リンク設定しやすいんですが、過去の記事を編集して新しいページに内部リンクすることも行いましょう。

この記事本文からの内部リンクの最適化の作業ですが、本当に手間がかかります。

ただ、手間がかかる分SEO効果は高いものとなります。

1ページからの内部リンクの数は100以下に抑える

内部リンクすることで、ページのパワーを分け与える効果があることを冒頭でご説明しました。

この観点から見ると、1ページからあまり多くの内部リンクをしてしまうとページのパワーが分散してしまって効果的にSEOが行えません

意味もなく、内部リンクを増やすという頭ではなく厳選した内部リンクを増やすことを意識しましょう。

あくまでも目安ですが、俺は内部リンクの数は最大でも100程度までとしています。

内部リンク切れがないか確認する

効果的なアンカーテキストを用いて内部リンクを設置したつもりになっていてもURLがきちんと指定できていないことなどがあり、内部リンクのパワーが送れていないケースがよくあります。

このような時には内部リンクを確認する必要があるわけですが、サイト一つ一つに施した内部リンクを確認するのは骨が折れる仕事です。

このような内部リンク切れの確認には、リンクチェッカーというツールを使います。

⇒ http://www.dead-link-checker.com/ja/

使い方は簡単でURL欄にサイトのURLを挿入してチェックを選択するだけです。
リンクチェッカー使い方

内部リンクが正確に指定できていないページにはエラーが表示されます。
リンクチェッカー【内部リンクエラー】
内部リンクの数によって調査が完了するまでの時間が変わりますが、内部リンクが多いサイトでは1時間程度の時間がかかることもあります。

気長に待ちましょう。

まとめ

内部リンクの最適化の重要性は年々増している印象があります。

俺以外の先輩アフィリエイター様も内部リンクの重要性を説いています。


SEOは継続して行う事が大切なので、コツコツと内部リンクを最適化させてサイトの上位表示を目指しましょう。

『一つ記事を作ったら内部リンク』という記事の作成と内部リンクをセットで考えると自然に内部リンクが最適化されていきますので、記事同士のリンクを意識して行ってください。

⇓こちらの記事も併せてご覧になると、SEOにプラスに働きます。

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